インフルエンザの流行始まる?
日本ではインフルエンザ流行の危険性が急速に高まっている。すでに大阪など各地で散発的な小規模な流行が始まっているが、例年になく早いペースでの流行でいくつかの学校や幼児施設では閉鎖するところも出てきている。専門家の間では、今のところ部分的な流行にとどまっているものの一気に全国規模の流行に拡大する危険性を懸念しており、予防接種など必要な対策を早く済ませるとともに、個人の衛生管理にも気をつけるよう注意を促している。
今のところ流行のウイルスタイプは今年の予防接種の成分にあるものの亜型なのである程度対応できると思われている。もちろん感染予防は予防接種に限らない。手洗いの励行、睡眠を含め適切な休養、十分な栄養、そして運動も感染予防に有効なものと思われれる。これは感染予防の基本であり、そのまま新型インフルエンザ対策にもなる。(免疫力を維持する努力)
例年、香港での流行は旧正月ころから本格化するが日本での流行が早まれば、その分香港での流行が早くなるとも考えられる。日本には昨日あたりから強い寒気が流れ込んでこの冬一番の冷え込みを記録しており、これをきっかけにしてインフルエンザ流行が一気に本格化する可能性も考えられる。
インフルエンザは風邪とはまったく違う全身疾患であり決して甘く見てはいけない。急激な発熱や関節の痛みなどインフルエンザ特有の症状がでたら、最寄りの医療機関をぜひ受診するとともに、仕事などは思い切って休むことだ。とにかく身体を休めることを第一に考えるべき。無理に仕事をしていると、周囲に感染を広げるだけでなく自分自身の治癒も遅らせてしまう。
タミフルは確かによく効く薬であるが、細胞内で増殖したウイルスが細胞外に出てくるのを防ぐ働きをするだけでウイルスを殺すことはできない。結局は自分の免疫力でインフルエンザウイルスを殺すしかない。タミフル服用後体調がよくなったとしても、少なくともタミフルの服用期間である5日間は自宅でゆっくりするべきだ。