日本脳炎予防接種中止を緊急勧告
本日、日本の厚生労働省は、これまで公費で行われてきた日本脳炎の予防接種によって重篤な副反応が起きる可能性があるとして、公費負担での予防接種を中止するよう都道府県を通して各市町村に求めた。
これは昨年7月に山梨県甲斐市で女子中学生が予防接種を受けた後、急性散在性脳脊髄炎を起こし、現在も寝たきりの状態から回復していないことを踏まえてのことだ。
公費負担での接種は今後実施を見送られるものの、接種そのものを禁止するわけではないので、希望があれば接種することができるという。なお新しいワクチンは来年前半に供給されるようになるため、その後はこれまで同様公費負担による予防接種が実施されることになるはずだ。
ところで香港では、日本脳炎予防接種は必要がないという考え方で、ワクチンそのものが公式には輸入されてはいまない。ただし一部のクリニックでは医師個人の責任でワクチンを日本から個人輸入しているケースが見受けられ、今後接種する場合にはそのリスク十分理解する必要がある。
日本では公費負担での日本脳炎ワクチンの予防接種は子供に限られるが、香港では日本人の大人が改めて接種を希望する場合が少なくない。成人が接種を受けるからといってもリスクが小さくなるとは単純に考えることはできない。
日本での扱いを知らないで香港の医師が輸入することも考えられるので注意したほうが良いだろう。
香港では日本脳炎のリスクは小さいと考えて間違いない。中国、とくに田舎に入り込む場合はそれなりのリスクが考えられるが、予防接種に潜在するリスクを理解したうえで接種を受けて欲しい。