熱中症に注意

暑くなってきました。うんざりするほどの長雨が続いた香港にも本格的な夏空がやってきましたが、先週末から急に気温が上昇し、熱中症の危険性が非常に高くなっています。

熱中症は暑さが原因で身体が正常に機能しなくなった状態で、重症になると生命の危険をもはらむことになります。現在のように長い悪天候から回復した直後には、海山へ多くの人が出かけることとなり、熱中症患者が発生しやすいものです。真夏を迎えたものの暑さに体が慣れていないことも、その危険性を大幅に上昇させることになる原因ですから、決して無理することなく、余裕をもったレジャー計画を立ててください。香港では今週末は3連休という人も少なくはないと思いますから、今年一番の危険日になることは間違いありません。

熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病というように病態によって分類されますが、どれも暑さが原因であることに違いなく、夏場のレジャーなどには暑さ対策を確実に行う必要があります。湿度が高い場合には、27度くらいから危険性が高まるため、まさに香港の初夏から9月くらいまではいつ熱中症を発症しても不思議ではありません。

予防
普段から十分に体を休め、疲れをためないこと。疲れを感じる状態で海山に出かけることは避けること。
のどの渇きを我慢しないで、頻繁な飲水を心がけること。
発汗が多いときは塩分の摂取も心がけること。短い時間でも頻繁に休むこと。
グループで行動するときは、他の人の状態をお互いに気にすること。ハイキングではできる限り歩きが遅いメンバーに合わせること。

患者が発生したとき
どのような熱中症であるかを確実に確認する必要はありませんが、体調が悪そうな人が現れたら日陰で休むとともに、水分補給することが大切です。衣類を緩めて寝かせる。身体を水で濡らして扇子であおいでやる。意識がない、あるいは話ができないくらいの状態であれば、躊躇せずに救助を求めてください。