気温の急降下に注意!
先週末は半袖で十分なくらい暖かった香港ですが、今週は気温が急降下します。今日までは暖かいものの明日から気温が急速に低下して、木曜日には最低気温が12度、最高も15度までしか上がらないとの予報です。この冬一番の寒波に見舞われることになりそうです。風邪やインフルエンザの患者が一気に増えそうです。
さて、なぜ風邪をひくのか? 寒いから? そうだったら夏風邪はありませんよね。風邪は、咳や鼻水、鼻づまり、発熱、胃腸障害などを起こすウイルスや細菌の存在と、ヒトの免疫力の低下が重なって発症すると考えられます。この免疫力低下の原因のひとつは体温の低下です。夏でも海やプールで身体を冷やしてしまったり、汗をかいてもそのままだったりすると体温低下をまねきます。湯冷めもそうです。風呂に入って身体は温まっているのですが、体の表面の水滴、あるいは温まった身体から出てくる水蒸気(湯気)によって急速に身体から熱が奪われてしまいます。
身体が冷えるから風邪をひくのであれば、冬になると皆風邪をひいてしまうことになります。北国では大変でしょうね。しかし、寒さに身体が順応していれば良いのです。急激な温度変化に免疫力が対応できず、さらに冬の乾燥や換気の悪さなども手伝って、風邪をひきやすくなります。まさにこの状況が今週あてはまることになり、普通感冒と言われる風邪はもちろんのこと、インフルエンザの大流行のきっかけとなってしまうかもしれません。今年は日本でもインフルエンザ患者数の増加が10月下旬からと例年より早まっているので、香港でもそろそろ注意が必要になります。
免疫力を落とさないようにするには、十分に身体を休めること(睡眠)が一番でしょうね。睡眠は長ければいいというものではなく、その質も大切です。適切な栄養摂取。もちろんたくさん食べれば良いというわけではありません。マスクやうがいは日本人には好まれているようですが、実際に感染予防に役立つとは思えません。ただし症状がある人はマスクをしてください。これは周囲への感染予防です。手洗いは有効な感染予防対策になりますから、特に外出後はしっかりと手洗いしてください。また人から人への感染症ですから、人混みなどを避ける事も感染予防になります。
換気も大切です。一般オフィスでは難しいかもしれませんが、学校や幼稚園などではときどき換気することで、感染症の発症を抑えることができます。寒いからといって閉めきっていてはいけません。
クリスマス、年末年始、そして旧正月にかけて、外出、外食の機会が増えます。クリスマスパーティーや忘年会、あるいは新年会などで、多くの人が室内で長時間過ごすことになります。二次会、三次会とズルズルと行ってしまうことも感染機会を増やすことになります。
繰り返しますが、今週は急激に気温が下がります。健康を維持するため十分に注意してください。