インフルエンザ予防接種

今年もインフルエンザの予防接種を香港で受けることができるようになった。まだ暑い夏日が続いているのでインフルエンザといわれてもピンとは来ない。しかし真冬の流行期に向けてすでに準備が始まっている。

毎年5月終わり頃にWHO(世界保健機関)から各国政府に対して、次期インフルエンザシーズンの流行予想が通達されこれにしたがって製薬会社に製造が委託される。インフルエンザワクチンの製造には鶏の有精卵が必要で、製薬会社では流行を予想しながら、この時期に卵の確保を行なう。新しいワクチンが製品化され医療機関への出荷されるのは毎年8月下旬から9月にかけてだ。

2007年ー2008年冬季流行予想に基づくワクチンの成分は、
A型ソロモン諸島(H1N1)
A型ウィスコンシン(H3N2)
B型マレーシア

これらはあくまでもこれまでの流行から予想されるものであって必ずしもあたるとは限らない。したがって、せっかく予防接種を受けても残念ながら感染してしまうこともある。もちろん鳥インフルエンザや新型インフルエンザには無効だ。

それでも感染機会を減らすことができ、万一感染した場合の休業による不利益などを考慮すると、接種しておくほうが良いのではないかと思う。もちろんインフルエンザ予防接種については、その可否について議論されることが多いので、接種に関してはあくまでも任意であることが望ましいだろう。

接種を希望する人は、年毎に大きく変動する。場合によっては不足して混乱することもあるので、希望者は早めに最寄の医療機関に問い合わせてみて欲しい。効果は接種後3週間後くらいからなので、インフルエンザシーズン(香港では年明けから)になって接種しても期待する効果が得られないこともある。また接種後の効果は約1年といわれるので、早めに接種することは問題ない。