感染症にかからないために
世界的に感染者の拡大が続いている新型インフルエンザ。真冬にある南半球はもちろんのこと、季節には関係なく感染者がふえており、猛暑の香港でも7月31日には214人の新規患者が確認され、総感染者数は3673人になった。
香港での患者数は人口比では2000人に一人のという計算になる。感染するのは宝くじに当たるくらいの確率?実は感染者はこの何倍もいる可能性がある。現在発表されているのは、あくまでも「感染が確認された数」であって感染しても発症していなければ、あるいはごく軽い症状で本人はもちろんのこと、医療機関にかかってもその可能性を疑われることなく治癒していたら、統計上の数字にはまったく反映されない。つまり新型インフルエンザの感染者は、ごく身近にいてもおかしくはなく、もしかしたら自分自信が既に感染している可能性もある。(症状がなく治癒した場合など)
新型インフルエンザ(H1N1)にはいつ感染しても不思議ではないといっても過言ではない。新型インフルエンザには既にワクチンが開発されている。ウイルスは常に小さな変化がおきているので、これから人への接種が始まるワクチンがどの程度効果があるかは不明な点もある。しかし感染を予防するのにもっとも確実な方法はワクチン接種以外にはない。
ワクチンなしで頼れるのは、自分の体力だけ。体力とは免疫力のこと。感染しても発症しなければ辛い思いをすることなく知らないうちに治癒するばかりか体内には抗体が生まれるため、予防接種以上にそれ以降、同じウイルスに対する感染予防効果が期待できる。
自分の免疫力を数値評価できれば都合が良いがそれは無理なことなので、免疫力を落とさない、あるいは免疫力アップするために良いとされていることを実行するしかない。
免疫の話になると長くなりすぎるので、免疫力を落とさないあるいは増強する方策を紹介しておきたい。
1、ストレスを避けること。(自分に自信を持つこと)
うまくストレスをコントロールできる方法を見つけること。
2、睡眠時間の確保。身体を休めること。(過労を避ける!)
3、軽い運動をすること。毎日20分くらい連続で歩く時間が
確保できるとよい。
4、笑うこと。たとえ作り笑いでも効果あり。
怒らない。
5、食事は軽めに。とにかく食べ過ぎないこと。太らないこと。
バランスが取れた食事、栄養摂取は基本。
6、飲酒は控えめ、タバコは止めること。
まだ他にもあるだろうが、免疫力を強化することはインフルエンザ予防で、マスクをしたり、手洗いをしたりといった以前の問題である。
余談になるが、免疫力とは「自己と非自己」を区別して、非自己を排除する働きのこと。ウイルスや細菌などの感染時に発揮されるばかりではなくがん細胞に対する攻撃も免疫の極めて重要な働きだ。免疫力を高めること、あるいは落とさないことは、感染症予防に限らず、がんの予防にもつながることである。