ダイエットその後
先日配信した私のダイエットはその後も継続しており、80kg台にまでなっていた体重が、現在ではなんとか60kg台に突入するところまでいきました。あと2kgくらい減量し、そこで安定させて、70kg台にはたとえ一時的にも戻らないようにしたいと考えています。
前回の配信後、いくつかご意見をいただいておりますが代表的なご質問やご批判を取り上げてみます。
1、痩せれば良いというものではないのでは?
その通りとも、そうではないとも言えます。肥満が健康阻害要因になっているのであれば、とにかく痩せることが良いことははっきりしています。無理な絶食など危険な方法でなければ、どのような方法であろうと痩せることが健康状態の回復につながることは間違いありません。私の場合はこれに該当します。その一方で、多くの太り気味の女性に共通の「健康肥満」の場合は無理に痩せる必要はなく、健康状態を維持するために運動量を増やす努力をした方が良い場合もあります。また、もともと痩せていたにもかかわらず太ったことで標準体重になり、しかも血液検査の結果に脂質異常などの問題が生じている場合は、減量するべきです。メタボリック症候群の判断の有無とは関係ありません。
2、栄養バランスが悪いのではないか。
世間一般的な常識からすると、私の食事はバランスが悪いと思います。しかし、ヒトは雑食の哺乳動物です。栄養バランスを考えながら餌を探している野生動物は聞いたことがありません。ヒトと比較すると動物は極めてバランスが悪い食餌になっているわけですが、大昔に狩猟生活をしていたころのヒトも同じではないでしょうか。生物学的に考えて、栄養バランスを第一に考えることはそれほど大きな意味をもつとは思えません。それよりも食べ過ぎがもたらす健康被害の方がはるかに大きく危険なことは確かです。
3、急激に痩せるとしわが増えたり肉がたるんだりする。
高齢者が痩せると確かにこのようなことが考えられますが、今年50歳になる私の場合は、今のところ「キレイな痩せ方」だと思って満足しています。(笑)痩せることでしわが増えたりすることは、年齢が高くなるほど可能性が高くなると思います。したがってできる限り若い時に健康的な体系にしておくことが大切ではないでしょうか。若い時から太って循環器系に問題を抱えていると、その後の身体的ダメージも大きくなります。脂質異常が10年続く場合と20年続く場合とでは、血管に対する影響は格段に違います。
4、厳しすぎて話にならない!
私が行っているダイエットは厳しすぎて現実的ではないとの意見も頂いています。確かに一日一食主義は厳しいかもしれません。しかしこの一食に基本的には制限を設けていません。飲酒もOKです。ただし一食で以前の摂取カロリーをまとめて摂取してしまうというのであれば、これは間違いでかえって太りやすくなってしまいます。たとえば晩御飯が接待(外食)になるのであれば、朝・昼をぐっと抑えておく。昼食にしっかり食べてしまったということであれば、夜には極力食べないでいることです。ただそれだけのことです。もちろん飲み過ぎ注意ですが、私の場合は飲酒には制限を設けていません。(大酒飲みではありません、念のため・・・)
空腹であることに慣れることが必要です。やはり動物としてのヒトを考えると、空腹な時間が多少長くても当たり前ですし、これが健康状態に影響するなどとは考えられません。極端な場合、一日中座っていても、ちゃんと3食腹いっぱい食べることができる環境は、生物学的に異常です。
三食ともダイエットだと言って制限してしまっては辛いだけです。とんかつなど脂っこいものはやめましょう、などなど言いますがたまには食べたいものではありませんか?もちろん絶対にダメとは言いませんが、一日の全体のカロリー摂取量を考えてからにしたほうが良いでしょう。内容によっては昼食だけで一日の基礎代謝程度のカロリーになってしまうはずです。そう考えると・・・、わかりますよね。
5、運動も必要ではないか。
確かに!!! ただし痩せるという目的のためだけを考えると、摂取カロリーを制限しないとかなり厳しいものです。脂肪1kgは7000kcalくらいになり、フルマラソン2回以上の運動量に相当するそうです。となると余分に溜まったエネルギーを運動エネルギーとして消費することがいかに困難であるかがわかります。ただし運動が無駄であると考えることは早計です。筋肉量は年齢とともに少なくなり、それに比例して基礎代謝が低下していきます。つまり中高年になると太りやすく痩せにくい体質になっていくわけであり、そうなることを防ぐために運動して筋肉量を維持しなければいけないのです。全身の筋肉はその6割が下半身にあります。年齢とともに衰えるのも下半身ですし、老化は足腰から来るともいいます。とにかく歩くことです。ジムに通ったり、何らかのスポーツをすることも素晴らしいのですが、これだけが運動ではありません。できる限り乗物に乗らないで、自分の足で歩くことが大切です。エスカレーターを使わないで階段にするなど、日常生活での小さな運動の積み重ねが健康維持・増進に大きく貢献します。