風邪の季節です
気候の変わり目です。周囲では咳やくしゃみが多くなり自分自身も体調を壊すことが多くなる季節です。気候が良いので気分的にも心地良いのですが、一日の寒暖差が大きくなるとともに、乾燥する毎日が続きます。このような季節は病原ウイルスにとっても都合が良いものです。
インフルエンザもぼちぼち発生し、おそらく来月下旬には日本で(北半球の多くの地域では)大流行になっている可能性が大きいと思われます。
本格的なインフルエンザの季節を前にして、現在は風邪(普通感冒)が香港で大流行しているようです。今のところ衛生署は具体的なコメントを出していませんが、私が感じるところ、風邪をひいている人は相当な数になっているものと思います。症状は咳や鼻水など呼吸器系の症状に加えて38度未満の軽い発熱と頭痛、さらに嘔吐が加わることもあるようです。あくまでも私が把握している範囲のことですが現在の流行の主流である可能性が大きいと思います。
風邪をひかないためには免疫力を高めるしかありません。というより、免疫力低下を防ぐことが大切です。インフルエンザであれば特効薬がありますが(インフルエンザと風邪はまったく違う感染症です!)、風邪の原因になっているウイルスや細菌は、細かく分類すると数百種類になるとのことでこれが理由で薬は対症療法的なものしかできないのです。
免疫力を上げる手法が巷で紹介されていますが、そうではなく下げないようにすることを考えるべきでしょう。不摂生を止めること。夜は7時くらいから食べ始め、その後2~3軒ハシゴして、帰宅は夜中の1時2時。こんな毎日の人もいるかと思いますが、これでは感染症にかかりやすいだけではなく循環器にも問題が出そうなことは誰にでも想像できます。外での飲食が悪いのではなく、ずるずると飲み食いして、結果睡眠不足になってしまうのが良くないのです。
運動不足も良くありません。適度な運動は免疫力を低下させないばかりか、その活性を高めることになります。機会を見つけては歩くようにしてください。
しっかり栄養を摂ってなどと言いますが、今の時代、食べ過ぎている状態であり、反対に過食を避けることが必要です。「栄養を摂って感染症予防」するという概念は、卵が貴重品だったころの名残です。病気の時、食欲がなくなるのは、免疫力を高めるための手段だともいわれます。動物も具合が悪い時は何も食べなくなります。ヒトも同じです。
風邪をひいたからといって、やたらと薬を飲む人もいるようですが風邪に効く薬は一切ありません。発熱することが多いので、しっかりと水分を摂ってください。熱が高い時は冷やしてください。酷い発熱でなければ解熱剤は不要です。38~39度で免疫力が最高になります。解熱剤で免疫力を低下させてしまうことにもなりかねません。
とにかく寝ること。昼間寝ることができないかもしれませんが横になっているだけでもまったく違います。
風邪であるなら2~3日寝ていればかなり回復します。