平均寿命、香港は男女とも世界一
日本の厚労省が発表した2011年の平均寿命で、26年間世界のトップにあった日本人女性の平均寿命が前年を0.4歳下回りとうとう香港に抜かれてしまった。
東日本大震災が女性の平均寿命を0.34歳押し下げる要因になったほか、20歳代の自殺が増えたことが影響しているものと分析されているものの、トップの香港人女性の平均寿命と0.8歳もの差があるので、香港人女性の長寿世界一は揺るぎないものと思う。
ちなみに香港人女性の平均寿命は86.7歳、日本人は85.9歳だ。また男性の場合はそれぞれ80.5歳、80.2歳となっている。
なぜ香港人の寿命がこれほどまでに長いのか、疑問に思っている人は少なくないが、これは医療レベルの高さと優れた医療システムに支えられているものといえる。細かなことは今回は書かないがここに住む日本人にとっても大きなメリットを享受できることは素晴らしい。
ちなみに平均寿命とは、0歳児が以後何年生きることができるかという年数のことであり、言い方を変えれば0歳児の平均余命のことを指すものだ。
平均寿命が延びることが幸福につながるかというと、必ずしもそうとは言えない。本来であれば助かることがなかった病気や怪我でも、医学の進歩でなんとか生かされるようになってきたがそれにともなって介護人口がとても多くなってきている。晩年を寝たきりで過ごして平均寿命以上に長生きしたとしても確かに長寿であることには違いない。しかし本当に伸ばしたいのは「健康寿命」と呼ばれるもの。身の回りのことはすべて自分で行うことができ、介護など無用という健康な時期が終わる歳、これが健康寿命だ。長寿社会にになればなるほど、いかに健康寿命を伸ばして、死ぬまで元気で過ごすかがとても大切になる。
長寿で、死ぬまで元気(ピンピンコロリ)な人が増えれば、きっと医療費も削減されるに違いない。
それには若い時からの準備が必要。少食にして運動を多くすること。運動と言っても、昔の人は畑仕事が運動であったりしたわけだ。何も特別なことはしなくても良いので、とにかく歩くこと。
自家用車に乗ることが悪いこととは言わないが、とにかく自分自身の足腰を衰えないように常に心がけることが、健康寿命を延ばす秘訣である。
便利で、しかも栄養過多の時代を漫然と過ごしていては将来寝たきりになってしまう確率が増す。
長生きして、死ぬまで元気で暮らすこと。これは多くの人にとって幸せと言えるものではないだろうか。