ダイエット考(3)
ダイエットについて考えるシリーズの第三弾。今回は人類の起源と白人の食事について考えてみたいと思います。
人類の起源に関しては諸説あるようですが、有力な学説としてアフリカ単一起源説と多地域起源説とが鋭く対立しているようです。どちらがより説得力があるかをここで論じても意味がありません。どちらにしても肌の色が白くないと太陽光線が乏しい高緯度地方にはヒトは適応できなかったということです。
わかりやすく中央アフリカ起源説で説明すると、南北に移動したヒトは、より肌が白くないと生き残れなかっと思われます。つまり乏しい太陽光線ではビタミンDの合成ができないので、太陽光線を吸収してしまう黒色系の肌では生存に向いていなかったわけであり、より肌色の白いヒトが選択的に生き残っていたっと考えられます。北欧まで行くと透き通ったような肌になりますよね。
余談ですが、より高緯度に適応した白人が近年オーストラリアに定住してしまいました。この大陸は肌が黒褐色の先住民族アボリジニーが住んでいる場所です。つまり白人にとっては皮膚に対して障害が著しく、現在皮膚がんが大きな問題となってきたために、その対策に必死になならざるを得ない状況となっています。将来、オーストラリアから白人がいなくなる可能性も考えられるのではないでしょうか。
さて、寒い地方に定住した肌色の白いヒト、つまり白人は、低温から身を守らなければいけません。放っておくと体温がどんどん奪われるばかりなので、体内ではそれに見合う熱を産生しなければいけません。そこで必要なのは高エネルギー食。脂肪分が多い食品を多く摂取しなければならず、動物性脂肪を好んで摂り込むようになったわけです。極端な例は雪原に住むイヌイット。彼らはアザラシなど海の動物を好んで食べますが、北国の動物が共通して蓄えている分厚い皮下脂肪を好んで食べます。高カロリーを摂取しなければ生きていけないわけです。
そんな人々の高カロリーの食事を日本人など温暖な地方の人々が真似てしまったら、たちまちオーバーカロリーになってしまうのは当たり前です。最近は極寒に暮らす人々の生活も快適になり、移動手段も乗物が使えるなど、次第に温暖な地方の人と同じようになってきました。必要とするカロリーが少なくなってきたのもかかわらず、昔と同じ高カロリー食を続けているので、あんなに肥満が多いのではないかと個人的には分析しています。ドイツ人やアメリカ人など白人に肥満が多いことはこれで説明がつきます。