敬老の日に思うこと

今日は敬老の日。日本の高齢化は毎年進んでおり、現在8人に1人が75歳以上の高齢者だと言います。昨年の日本人男性平均寿命は、ついに80歳を越えるまでになりました。平均寿命が伸びるに従って、生活する上で誰の手助けもいらないという時期が終了する年齡である「健康寿命」も伸びてはいますが、平均寿命との差は10歳以上にもなります。平均寿命が伸びることは医療の進歩や生活環境の改善などの結果であり好ましいことではあるものの、医療費をはじめとする財政負担が膨張することが大きな問題になっています。

今、このメールを読んでいただいている方の年齢は平均すると40歳位ではないでしょうか。平均寿命に対してほぼ折り返し点です。40歳までは健康に関して無頓着でいても、ほぼ問題なく生きることが出来ますが、この先は、健康寿命を延ばすために、言い方を変えると、介護を受けなければいけなくなることを極力避けるためにも、健康であることを特に意識していかなければいけません。30歳代までは特に肥満に注意することが大切になりますが、代謝が特に落ち始める40歳代からは食べる量を意識的に少なくし、さらに適度な運動を加える事が将来に向けての健康維持のポイントになります。この場合の運動ですが、特別にスポーツすることではありません。一生懸命ジョッギングすることでもなく、日常生活のなかでいかに身体を動かすかが問われるものです。特に歩くこと!高齢になるほど歩く速度が落ちます。一説によると、歩く速度が早い人ほど長生きするそうです。自動車は便利な道具ですが、どこに行くにも車を使っているのでは良いはずはありません。動くことが出来る身体機能は出来る限り使ってやることが、歳を重ねるほど重要になります。二足歩行という超特殊技能を持ち合わせる動物はヒトだけですが、このことがいかに素晴らしいことであるかを今一度思いなおさなければいけないのです。

40歳で健康的な人は平均寿命と言われる年齡まで生きる可能性が高いのです
が、やはり80歳になっても生活に支障がない健康な老人でありたいものです。80歳で健康的であれば、100歳が見えてきます。「100歳なんて」といって笑ってしまう方が少なくはありませんが、60年前に今の高齢化社会を予想していた人はいません。今40歳の人は60年後、自分が100歳を迎えている可能性が大きいのです。いつまでも健康でいることを強く意識しなければ、若くして介護を受けるようになるリスクもあり、介護を受けながらいつまでまでも生き続けることにもなりかねません。最も避けたい人生ですよね。介護を受ける側も辛いもので
すが、介護をする側の家族も大変です。太く短く行きたいと言って好き放題している人は無責任です。いつまでも元気で長生きすることを目指すことは義務と言っても良いのではないでしょうか。健康の維持管理に一生懸命になっていても、がんなどに侵されてしまう方もいるわけですから、自身の健康を維持する努力をして、少なくとも循環器系疾患に襲われる危険性を少なくしておきたいものです。これからもますます高齢化が進むことは明らかで、長生きする可能性が高いのです。目指すことは「死ぬまで元気、ピンピンコロリ」です。