日本人女性の平均寿命、3年連続世界一
厚生労働省が30日に公表した簡易生命表によると、2014年の日本人女性の平均寿命は3年連続で世界一となる86.83歳でした。ちなみに男性は80.50歳で第3位ですが、何れも前年を上回り過去最高の寿命となりました。医療技術の進歩や健康意識の高まりがその背景にあるものと考えられるようです。日本が長寿であることは誰もが知るところではありますが、香港人の長寿にも毎度のことながら驚かされます。このことに関して、食品は中国からが多いし、水道水の水質も良くない。大気汚染は酷く、そのうえストレスも大きいと思われるのに、なぜ長寿なのかが納得出来ないと言ってその理由をよく聞かれます。ここでは説明しませんが、日本とのある共通点がその理由になっているようです。
さて、寿命が長いことは喜ばしい一方で、介護を含む老人医療費の増大など長寿社会での問題は大きくなるばかりです。家庭内での介護問題など、見えにくい部分ですが極めて深刻な事態となっているはずです。お年寄りの姿を見て、長生きなんかしたくない、太く短く生きたいと願う人も少なくはないようですが、現代医学は思いのほか進歩していて、昔なら願いどおりにポックリ逝けた場合でも、なんとか生かされてしまいます。身内が脳梗塞などで倒れても、なんとか死なずにすんだと言って喜ぶのは一瞬のこと。間もなく退院後の介護の負担の大きさに気が付き愕然とすることになりかねません。病気になった本人にとっても、嫌なものです。
これからまだまだ寿命が伸びます。自分自身が超高齢者になる可能性が、思っているよりはるかに大きいことでしょう。100歳人口もますます増えるに違いありません。とにかく簡単には死ねない時代です。介護を受けながら、本人の意思に反して細く長く生きることになる不幸もあります。どうせ生きるのであれば、とことん健康を維持していきたいものです。長寿社会においては、長生きして死ぬまで元気、ピンピンコロリが理想であり、何よりも介護が要らない姿は家族にとっても自分にとってもとても幸せなものです。
いつまでも健康で元気でいるためには、若い時からの準備が必要です。循環器系疾患のリスクを極力低くするために、特に男性は太らないことです。摂取カロリーに常に注意するとともに、とにかく歩きましょう。出来る限り乗物には乗らないこと。階段を使うことです。日本に帰ってからも、車に頼った生活をしないことも大切です。二足歩行は極めて特殊な機能であり、ヒトだけに与えられたものです。足を使ってあげなければもったいないのです。歩けなくなってそのありがたみに気がつくのではなく、早くから意識して出来る限り足を使うようにしなければいけません。